日系大企業にポストコンサル枠で転職する3つのメリット


ポストコンサルの転職がパラダイスだった時代

 

最近はあまり求人も見かけなくなりましたが、3~5年前くらいは日系大企業でもコンサルティング会社を経営企画として積極採用していました。

なんと待遇もよく、社長直轄の高い役職で採用してくれていました。

また、コンサルティング会社の頃よりも、年収UPで採用になるという奇跡も起きていました。

今でもコンサルティング会社に入社する人は、

「ここで一発踏ん張って、辞めたら大手企業の部長ポジションでマッタリ、、、」

なんて夢を見ている若手もいるのではないでしょうか??

 

確かに3~5年前は周りの先輩でも、「えっ、35歳なのに誰もが知っているあの大手企業でもう事業部長??」というありえない現象が発生していました。

総合コンサルティングファームの、シニアマネージャ以上の年収も貰っていたと記憶しています。

 

ポストコンサルの待遇は落ちてきている

昔メガベンチャーがコンサル採用しまくって、コンプガチャ問題で収益が急激に落ち込んだあたりから、ポストコンサル枠で日系大企業やベンチャーが、好待遇でコンサルティング会社の人材を採用することが少なくなった気がします。

 

勝手な推測ですが、

  • 構想段階でのパフォーマンスが高いが、実行力や現場に踏み込む力が弱く使えない
  • そのわりに給料が高すぎるし、すぐ辞めるからコストが高くつく

高いコストで採用したわりに、P/Lにぜんぜん貢献できないから採用しないほうがいい、という風潮に変わってきた気がします。

なので、最近のポストコンサルのポジションは、人材市場が売り手市場にもかかわらず、一昔前より給与レンジが低く設定されているケースが多いです。

 

「日系事業会社の経営企画ポジション、28~32歳、1200万~、管理職待遇」

 

なんて求人は、ほぼ幻に近い求人だと思います。

 

また、コンサルティング会社を辞めるタイミングで、いい事業会社の求人を募集している可能性は確率的ですので、転職を検討していなくても定期的にヘッドハンターや人材紹介会社のコンサルタントから情報を取りに行く活動はやっておいた方がよいです。

コンサルティング会社だと基本通年募集でいつでも行けると思うのですが、事業会社に関しては募集のタイミングがいつ行われるかわからないので、常にマーケットを見ている必要があります。

 

「えっ、そうなの??しまった、コンサルティング会社なんか入らなきゃ良かった」

 

と思う人もいるかもしれませんが、そんなアツいポジションでも良い点悪い点あるものの、今回は、夢を見てもらうために良い点を書かせていただきます。

 

コンサルティング会社から事業会社へ転職する3つのメリット

 

1、圧倒的に時間的に余裕が生まれる

コンサル枠で採用されて、転職した先の同僚が外資戦略ファームのハードワークが大好きなお兄さん達ばかりですと、まったくコンサルティング会社の働き方と変わらないのですが、コンサル数名採ります、各事業に役員の補佐として配属します、というケースの場合、外資戦略ファームのお兄さんたちとはレポーティングの経営会議以外、顔を合わせなくなります。

そうすると、自分の働く環境は、コンサル1名あとは全員事業会社プロパーのおっさんという構図になり、定時になると、
「はい、今日も1日お疲れさん。今日はジャイアンツ先発誰だっけ??」
みたいな平和な会話を交わしつつ、安定した毎日を過ごすことが出来ます。
また、運よくコンサルティング会社と同じくらいの年収で採用になった場合は、定時帰り有給全部消化、年収1500万みたいなパラダイスが待っています。
某外資戦略ファームは時給換算するとマクドナルドのバイトと変わらない、という記事を読んだことがありますが、時給換算したらかなりの好待遇になります。

 

2、周りの人が異様にやさしい

 

「ばか野郎、朝までに気合で市場分析終わらせろ!深夜2:00からレビューやるから今日は寝るんじゃねーぞ。」

懐かしい響きだ。

 

これを事業会社で言ってしまったら、パワーハラスメントで直ぐに降格かクビになるでしょう。

上場している日系企業ですと、コンプライアンス意識が異様に高かったり、女性や体を壊した従業員への配慮を前提とした人事システムが出来上がっているので、オラオラ系、インテリやくざ系のパートナーと夜を供にするようなことは一切なくなります。

 

3、大規模事業をマネジメントする経験が積める

 

ベンチャーの経営企画ですと、マネジメントしても多くて100名くらいが限界だと思うのですが、500人~1000人といった規模の従業員をコントロールして、財務/戦略の目標を達成するという経験を積むことが出来ます。

これくらいの規模になってくると、もはや細かい指示を現場まで浸透させることはほぼ不可能です。

大型客船をイメージしてもらえると良いと思うのですが、大規模な組織を動かすということは、極端な話、右に行くか、左に行くか程度に指示をシンプルにしないと上手くコントロールできないのです。

コンサルティング会社の頃、よく営業改革プロジェクトなどで業務フロー/標準提案書/トークスクリプトなど箸の上げ下げまで細かく書いておりましたが、そんなものはまず定着化しないと考えたほうが良いです。

 

現在ポストコンサルの転職はパラダイスとは、言えなくなりましたが、良い点も確かにありますので、参考にしていただければと思います。

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■ この記事を書いた人

元戦略コンサルタント(サイト運営者)
元戦略コンサルタント(サイト運営者)
MARCH大卒→精密メーカーSE(3年)→総合系コンサルティング会社戦略部門(4年)→日系製造業事業再生(3年)

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