事業会社やベンチャー企業の選考で実施されるケース面接のパターン


ケース面接は、コンサルティングファーム以外の事業会社でも実施されている

ケース面接は、戦略系コンサルティング会社固有のものだと思われがちですが、戦略コンサルティングファーム以外のポストコンサルの面接でも発生する可能性があります。

それは、ケースの出し方も評価軸も、若干戦略系コンサルティング会社のケース面接とも異なります。

ベンチャーや事業会社を受けるにしても、求人票に、

「外資戦略ファームM社、B社出身の優秀な役員の下、成長できる環境です!」

などの記述がある求人は、「ケース面接っぽい」面接になるかもしれないと警戒しておいたほうが良いでしょう。

 

ケース面接は難しいため、事前準備が必要である

基本ケース面接は、出す側からすると自分の専門分野に持ち込めますし、ある程度回答を想定して準備した状態で対応出来るので気が楽ですが、受ける側になると最悪です。

というのも、面接の最中に詰められまくるので精神的にキツイのですが、

「オレ、この会社の選考に人生かかってるんですけど、変なテーマ出てきたらどうしよう」

「昨日飲み過ぎて、二日酔いでコンディション最悪なんですけど」

など、面接前も精神衛生上良くないことは間違いないと思います。

 

「事業会社の面接だから余裕でしょ、この職務経歴と、明るさ、元気の良さ落ちるわけが無い」

 

と思ったら、面接で外資戦略コンサルファーム出身のキレキレのアニキが出てきて撃沈、、、せっかくのチャンスを逃すことが無いようにしっかり準備すべきです。

また、面接のパフォーマンスが内定後の年収交渉にも影響を及ぼすので、とにかく持てる力MAXフルパワー全力で挑むことが重要です。

 

対策としては、まず相手が何を考えてケース面接を実施しているか、その背景を知る必要があります。

 

ポストコンサルの事業会社を受ける場合、明確に選考過程でケース面接があると打ち出している会社は少ないのですが、戦略コンサルティング会社出身の面接官の場合、「ケースっぽい面接」になる可能性が高いです。

「ケースっぽい面接」というところがポイントで、何気ない会話から発生するパターンが多いです。

例えば切り出し方としては、ある程度自己紹介や職務経歴の説明が完了した後、

「そーなんだ、結構マーケティング系のプロジェクトに君は強いんだね。実はうちの会社営業戦略を今考えててさ、例えば文教向けに○○ソリューション売りたいんだけど、ターゲティングどうしたらいいと思う??」

など、実際の実務において取り組んでいるテーマが、まるでバスケットボールの1on1をやろうぜ、と誘うかのようなノリで始まります。

「なるほど、ターゲットをその層に仮定した場合、次にリード発生の方法とか気になるよね。どんな顧客ニーズに対してどうやってリード発生させたらいいと思う??」

矢継ぎ早に質問は加速していきます。

 

これはもうケース面接そのものです。

 

ケース面接を受ける前に準備しておくべき2つのこと

もちろん営業戦略系のプロジェクトをやっていれば、ある程度対応できると思いますが、その会社で今取り組んでいるテーマから派生して「ケースっぽい面接」になる可能性が高いので、面接に挑む際は、以下の2点を必ず予習しておきましょう。

 

1、面接官のプロフィールをよく理解すること

ある程度名前の知れた会社で、外資戦略コンサルティング会社出身の役員となると、WEBでも経歴を開示しているケースがあります。
また、コンサル時代に打ち出したセミナーや、どのコンサルティング会社に所属していたかも記載されていることがあります。

海外展開が得意なのか、M&Aが得意なのか、マーケティング戦略が得意なのか。

大抵コンサルティング会社出身者はプライドが高いので、議論負けしないようにケース面接においても自分の専門領域/専門業種でケース面接のテーマを設定する傾向があります。

そのため、WEBの情報から推測することは最低限やっておき、もし可能であれば面接官の所属していたコンサルティング会社の知り合いに、
「○○さんってどんな感じの人なの??得意分野は??」
など、リファレンスを取っておくと尚良いです。

 

2、受ける会社の事業内容をよく理解すること

ケースのテーマが、その事業会社の事業課題が設定されて出題されるケースが多いです。

もちろん、よく調べて面接に望んでいる=志望度が高いという判断のためもありますが、コンサルティング会社と異なり、事業会社では上司部下の関係が長期間に渡り続くので、実際に自分が取り組んでいるテーマに対して、どれだけの深さとスピード感で議論が進められる人物なのかを見極めたいという意図があります。
したがって、面接では準備無しで行くより、ある程度、業界/競合/その事業会社の戦略/ソリューションはしっかり頭にインプットして、自分がその会社の事業責任者だったらどのように運営するか、シミュレーションして望むといい成果が出ると思います。

元戦略コンサルタントの管理人に会ってみませんか?

転職相談やキャリア相談、俺のキャリアコミュニティに参加申請などの連絡お待ちしています。

問い合わせボタン

■ この記事を書いた人

元戦略コンサルタント(サイト運営者)
元戦略コンサルタント(サイト運営者)
MARCH大卒→精密メーカーSE(3年)→総合系コンサルティング会社戦略部門(4年)→日系製造業事業再生(3年)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です