公認会計士の監査法人後のセカンドキャリア


監査法人の現実とよくあちがちな悩み

  • 会計士のキャリアは、監査法人からスタートするパターンがその多くを占めると思います。
  • でも監査法人後のセカンドキャリアってどう考えたらいいんだろう、という方が結構多くいらっしゃるのも事実です。
  • 「監査法人って、給料はそれなりにもらえるし、繁忙期以外はそんなに忙しくないし、業務内容もルーティンが多くて脳みそフル稼働でなくてもいいし、居心地良いんだよね~」という方も実際相当数いますし、社会のインフラとして監査人は必要ですので、監査法人でのキャリアを全うしようとする方を否定するつもりは毛頭ないのですが、監査法人後のセカンドキャリアに少しでも興味のある方がいらっしゃれば、ぜひこの記事の続きをご覧頂ければと思います。

 

そもそもキャリアとは?

  • 私見で恐縮ですが、キャリアを一言で表すと、「つながるもの」であると考えています。
  • 「つながる」とは、前職のキャリアが現職のキャリアと強い関係性を持ち、前職の経験が現職に大きく寄与する状態を示します。
  • キャリアは「つながる」ことにより、強固なスキルや経験となって蓄積されるものと考えています。
    (一見そうなっているように見えなくても、最終的には「つながっている」状態になっている方もいます)
  • また、「つながる」ためには、その後の選択肢が多く生まれるような業務経験を積み、キャリア形成をすることが必要であると考えています。
  • そして、そういったキャリアには、相応の市場価値が付加されることになるのです。

 

私の経歴

  • 私の約11年のキャリアの概略は以下の通りです。

監査法人(5)→大手総合系コンサルティングファーム(5)→会計事務所開設+IPO準備企業監査役就任(現在)

 

  • 私は大学生の時から、いかに自身の選択肢を増やし、市場価値を高めるかを考えてきました。
  • そのため、学生時代から監査、税務、コンサルと幅広い領域で会計知識を生かし活躍できる会計士を目指して勉強を始め、大学卒業年に監査法人へ就職しました。
  • 監査法人では、現場主任として国内監査業務や内部統制コンサル業務に従事し、会計士として会計・監査・内部統制の知識・経験の会得にはげみました。
  • しかし、監査法人プロパーのビジネスマンとしての不足感や監査法人を取り巻く環境変化を受け、ポスト監査法人のキャリアを模索し始めました。
  • まず独立を考えましたが、監査法人から出たばかりの会計士には下記式が成り立ってしまうと考え、すぐの独立派断念しました。

監査法人プロバーの公認会計士-監査=税理士

 

  • 中には税理士としてではなく、その他の事業で成功する方も多くいるかもしれませんが、大半は税理士化してしまい、レッドオーシャンへと突入してしまう可能性が高いと考えました。そこで、更に選択肢を増やすべく、あえて会計士のスキルが求められない職種である、ビジネスコンサルタントの道を選びました。「つながる」を意識したのもこの時です。
  • 就職したコンサル会社は、いわゆる大手総合系コンサルファームでしたが、監査法人の業務の違いに最初はただただ戸惑うばかりでした。
  • 仕事のスピード感が違う、業務の量が違う、成果物に求められる質が違う、プレゼン能力、ファシリテーション能力その他求められる能力が違う、ほぼ英語案件である、などです。
  • 監査法人出身者はその違いに耐えられずドロップアウトする方も多いのですが、決してあきらめることなく、M&A、BPR、システム導入など約5年間様々な案件に従事し、コンサルティングスキルを身に付けることができました。
  • 具体的には、ロジカルシンキング、サービス開発能力、営業力などのコンサルティングスキルであり、一言でいえばビジネスマンとしての土台となるスキルです。
  • そして、コンサル会社でのキャリアを経て、独立を果たしました。
  • コンサル会社で身に付けたコンサルティングスキルは、独立後に大いに貢献してくれました。
  • キャリアが「つながった」結果、サービス開発、営業、デリバリーの様々な面で、他会計事務所と差別化が図ることが可能になりました。
  • そして、監査法人時代の人脈を生かし、私の会計士+コンサルのキャリアに目をつけて頂いたある上場準備会社の監査役にも就任することができ、更に今後の選択肢を増やせる状況になっています。

 

 

監査法人後のセカンドキャリアを考えている方へ

  • 監査法人後のセカンドキャリアを考える際に、自身の経験から下記4つが重要であると考えています。
  1. キャリアの「つながり」を意識する
  2. 自身の選択肢を増やすことを意識する
  3. いったん自分が会計士であることを忘れ、一ビジネスマンとしての自分を鍛える
  4. いろんなタイプの人間に出会い、自分を広げる
  • 会計士の箍から開放された時、あなたはきっと一段上のステージに上っていることと思います。
  • この記事が一人でも多くの方に参考になれば幸いです。

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■ この記事を書いた人

会計士独立開業
会計士独立開業
早慶大卒→監査法人(約5年)→大手総合系コンサルティングファーム(約5年)→会計事務所開設+IPO準備企業監査役就任(現在)
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